特別講演会

(兼 第752回会員例会)

※俱楽部だより5月号同封の通常総会返信用紙にてお申込み下さい。

 

日 時:6月7日(金)午後3時30分~5時

会 場:神戸メリケンパークオリエンタルホテル

テーマ:「トランプ旋風と東アジア政局~台湾危機と日米同盟」

講 師:外交ジャーナリス・作家  手嶋 龍一 氏

 

【講師プロフィール】

慶應義塾大学経済学部を卒業後、1974年にNHKに入局し、政治部記者として官邸、外務省で外交・安全保障政策を担当。87年からワシントン特派員としてホワイトハウス・国務省・国防総省を担当。89年暮れにはマルタ島の米ソ首脳会談を取材し東西冷戦の終焉に立ち合う。翌90年には湾岸危機・戦争の取材で最前線へ。

94年からハーバード大学CFIA・国際問題研究所に招聘されフェローに。その後、NHKドイツ支局長を経て、97年からワシントン支局長を8年間にわたって務める。この間、2001年の同時多発テロ事件に遭遇し11日間連続の昼夜中継、それに続くイラン戦争の報道を担う。

2005年にNHKから独立し、「日本初のインテリジェンス小説」と評される『ウルトラ・ダラー』(新潮社)を発表。姉妹篇の『スギハラ・サバイバル』と共に50万部を超すベストセラーに。『たそがれゆく日米同盟』『外交敗戦』『ブラックスワン降臨』、『汝の名はスパイ、裏切り者、あるいは詐欺師』(マガジンハウス)、『鳴かずのカッコウ』(小学館)など著書多数。

2022年7月には中国革命の地から発したパンデミックと米国の生物兵器基地との密やかな関係を描いた『武漢コンフィデンシャル』(小学館)を上梓。佐藤優氏との対論シリーズも好評を博しており、近著に『公安調査庁』『ウクライナ戦争の嘘』がある。

2024年4月には最新刊『イスラエル戦争の嘘』(中公新書ラクレ)を出版した。外交・安全保障・インテリジェンスを中心に新聞・雑誌のコラムニストとしても健筆を揮う。慶應義塾大学・大学院の教授として2019年までインテリジェンス戦略論を担当。現在、国立京都国際会館の評議員を務める。

 

【講師からのメッセージ】

ドナルド・トランプという名の妖怪が世界各地を徘徊している。11月の本選挙を待たずにトランプの躍進は国際政局を動かしつつある。主要国もバイデンの高齢問題を不安視し、”もしトラ”の不安に駆られている。だが、トランプ旋風は、最終的な勝敗に関わらず、すでに欧州と東アジアの政局に大きな影響を与えつつある。その意味では”いまトラ”現象と受け止めるべきなので

ある。日本製鉄のUSスティール買収の躓きこそ”いまトラ”の典型例だろう。米大統領選挙を機に東アジアの戦略環境がどのように変わろうとしているのか、 台湾危機に焦点をあて具体的に検証してみたい。

 

5月(第751回)会員例会

※倶楽部だより5月号にて受付申し込みはこちらから

 

日 時21日(火)午後3時~午後4時30分

会 場神戸国際会館9階901902号会議室

テーマ神戸の二刀流より、楽しいセカンドライフのススメ」   

  師:朝日放送テレビ㈱ アナウンサー 

     喜楽館支配人 伊藤 史隆(いとう しりゅう) 氏

 

【講師プロフィール】

196210月  愛知県名古屋市生まれ

19814月    神戸大学経済学部入学

            落語研究会に所属=高座名「拡益亭喜富(かくえきてい きっぷ)」

19853    神戸大学卒業

19854月   朝日放送株式会社(当時)にアナウンス職で入社

   主に、プロ野球、高校野球、ゴルフ、ラグビーなど主にスポーツ中継に従事

             スポーツ中継以外では、

2011年~2015年  ABCテレビ夕方のニュース報道番組「キャスト」のメインキャスター

2017年~2023年 ABCラジオ夕方番組「伊藤史隆のラジオノオト」担当

2018年~2022年 ABCテレビ早朝番組「おはようコールABC」スポーツコメンテーター

1997年~現在     ABCラジオ「日曜落語なみはや亭」席亭(案内役)

20233月    朝日放送テレビ株式会社を定年退職

同年4月       朝日放送テレビシニアスタッフとしてアナウンス職を継続~現在に至る

20237月    神戸新開地・喜楽館 初代支配人に就任~現在に至る

 

【講師からのメッセージ】

ABCアナウンサー、兼、神戸新開地・喜楽館支配人の伊藤史隆です。メジャーリーグのスーパースターに負けじと『二刀流』です!」人前でこう自己紹介をすると、「おー!」とその場が沸きます。「ちなみに稼ぎは圧倒的に負けております」と続けると大いにウケます(苦笑)。大学入学と同時に落語研究会に入った私。学業そっちのけで落語をする日々から思わぬ縁でアナウンサーとしてABCに入りました。38年を勤め上げて、昨年定年退職。そのタイミングで喜楽館支配人の仕事を引き受け、一方で、定年後再雇用でアナウンサーも続けています。阪神の「アレ」を中継しながら、噺家さんの背中を押すという「世にも不思議なセカンドキャリア」。そのココロをお話しします